【富士山】吉田ルートから初心者が登ってみた!ツアー内容や登山道、山小屋の様子を紹介!

山梨
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日本一の山「富士山
日本人なら多くの人が「一度は登ってみたい!」と思うのではないでしょうか?

今回アラサー女である私が、富士登山にチャレンジしてみました。
初めての富士山、登山初心者ということもあり、登山ガイド付きのツアーに参加して山頂を目指したので、その様子をご紹介します!

コース:吉田ルート
難易度:中級者     
※富士登山未経験者は、経験者との同行が望ましい
所要時間(往路):9時間弱(休憩含む)
所要時間(復路):4時間強(休憩含む)
標高:3776m

▼登山に必要な持ち物リストはコチラ!

申し込んだツアーと詳細

今回私は、VIPツアーで申し込みをしました。
ツアー名は「8大特典・富士山専門山岳ガイド付!富士山を歩こう(八合目指定プラン)」で、1人あたり19800円
下記でスケジュールや代金に含まれるもの、含まれないものを詳しくご紹介します。

ツアースケジュール

1日目スケジュール
  • 6:00頃
    横浜駅口出発
  • 6:40頃
    東京駅八重洲口発
  • 7:20頃
    新宿駅西口発

    新宿駅に到着したら、手続きや必要な書類の受け取りをします。

  • 11:00前
    富士スバルライン5合目着

    昼食・登山準備をします。

  • 12:30頃
    富士スバルライン5合目発
  • 18:00頃
    富士吉田8合目 白雲荘着

    夕食・仮眠をとります。

2日目のスケジュール
  • 0:30頃
    富士吉田8合目 白雲荘発

    ご来光に間に合うよう真夜中の出発です。

  • 4:00前
    山頂着

    ご来光まで待機です。山頂は真冬の寒さなので防寒対策必須。

  • 10:00前
    富士スバルライン5合目着

    到着したら、富士山みはらしへ戻って下山者名簿にチェックをし、休憩所でバスの時間までゆっくり過ごしましょう。

  • 11:30頃
    富士スバルライン5合目発

  • 12:00頃
    富士山溶岩の湯 泉水着

  • 14:00頃
    富士山溶岩の湯 泉水発

  • 17:00頃
    新宿駅西口着

ツアー代金に含まれているもの

  • 往復のバス代
  • 富士山専門山岳ガイド代
  • 山小屋宿泊代
  • 食事代(1日目夜・2日目朝)
  • 帰りの入浴代(バスタオル・フェイスタオル付き)
  • 軍手&ミネラルウォーター(500ml×1本)
  • 5合目「富士山みはらし」での休憩所利用代
    →女性用更衣室あり
  • 富士山登頂証明書

ツアー代金に含まれないもの

下記はツアー代金に含まれず、別途費用がかかります。
現金(特に小銭)が多めにあった方が良いです。

  • 富士山入山料:¥1000
  • トイレ代:1回¥100〜¥300
  • 水分・食糧代
    →支給分で足らない場合は、割高にはなりますが山小屋で購入可能です。
  • 1日目と2日目の昼食代
  • ロッカー代:¥400

富士スバルライン5合目で準備&昼食

このツアーの拠点となる場所は、富士スバルライン5合目にある「富士山みはらし
到着したら、富士山みはらしのスタッフから今後の流れについての説明を受けます。
5合目では自由時間が約1時間あります。その間に昼食をとったり、登山準備をしたりしましょう。

まずは、富士山みはらしのレストランで昼食。
富士山ラーメン1杯850円です!

昼食を終えたら、登山準備をしましょう!
富士山みはらしの3階に休憩室とロッカーがあり、着替えたり、登山に不要なものをロッカーに預けたりできます。

ロッカーは400円で利用できますよ!

富士スバルライン5合目〜8合目白雲荘までの様子(所要時間:約5時間半)

12:00になったら、指定の集合場所に集まります。
ガイドさんとの顔合わせと人数確認をし、水と軍手を受け取りました。
(私は軍手は不要だったので受け取りませんでした。)

その後、ガイドさんから出発前に登山の注意事項など最終確認があります。
「頑張って全員山頂に行くぞ〜お〜!」みたいな声かけもやりました!(笑)

登山口手前で、検温と体調チェック、入山料の支払いをします。
入山料は1000円です。任意ではありますが、なるべく協力しましょう!

12:30頃登山口へ到着
5合目〜6号目は結構緩やかな道のりです。
歩くスピードも高山病にならないように、かなりゆっくり進んでくれるので、息が上がりすぎることはなかったです!

向かって右側、富士山山頂方向へ向かって進みましょう。
左へ進むと山頂から遠ざかってしまうので注意です。

休憩は30分に1度、5分〜10分ほど取ってくれます。

6合目〜8合目は岩場が多めです。
ガイドさん曰く、この区間の岩場が富士登山で一番キツいとのこと。
グローブやトレッキングポールがあった方が登りやすかったです。

道中雲行きが怪しくなってきたので、レインウェアを着用しました。
下のウェアは、靴を履いたまま脱ぎ着できるのもが望ましいです。

雨対策をした直後、写真でもわかるぐらい大粒の雨が降ってきました。
ザックカバーもしっかりつけましたが、リュックの中身はびっしょり…
着替えなどは、必ずビニール袋に入れてから収納した方が良いです。

山小屋(白雲荘)の様子

山小屋には18:00頃到着
8合目の「白雲荘」を利用しました。
到着したら、すぐに宿に上がれるようトレッキングポールを収納し、靴紐をほどきます。

トイレは宿の真横にあって、料金は200円
宿泊者は、一度料金を支払えば何回でも使って良いみたいです!
トイレの臭いはちょっと気になりましたが、結構綺麗で抵抗なく使えました。
手洗い用の水道もありましたよ。(ジャブジャブ洗えませんが)

荷物を置いたらすぐに夕食です。
食堂のテーブルはアクリル板で仕切られていて、コロナ感染対策もバッチリでした!

夕飯はハンバーグカレーで、デザートは羊羹とパウンドケーキでした。
写真上の水・カロリーメイトもどき・お魚ウインナー・クロワッサン・チョコは明日の朝食or行動食です。

夕飯を食べたら、すぐに仮眠の準備です。
寝床はこんな感じで、男女混合ですが1人1人カーテンで仕切られています。
完全プライベートな空間を作ることができるので、着替えもできました!

寝具は、寝袋と厚手の毛布、枕が用意されています。
足元の上には棚が設置されていて、バックパックなどの荷物を置くスペースもありました。

私が想像していたよりも遥かに綺麗で広々していたので、結構快適に過ごせましたよ!
ちなみに就寝時間は、20:00〜24:00でした。
何度か目が覚めてしまったので熟睡はできませんでしたね…

8合目白雲荘〜山頂までの様子(所要時間:約3時間半)

ご来光に間に合うように、24:30に山小屋を出発します。
8合目から山頂までは比較的緩やかな道のりですが、高山病でリタイアする人が数名いました。

みんなご来光に間に合うように山頂を目指すので、渋滞が発生してしまい、進みが悪いです。
立ち止まった時は、高山病にならないよう、こまめに深呼吸をしましょう!

コチラの鳥居は触るとご利益があるそう!

4:00ちょっと前に無事山頂へ到着!!
登頂できた嬉しさよりも、寒さと眠気がMAXでとにかくあったかいところに移動したかった…

ご来光待ちで仮眠をとっている人が結構多かったです。寒くないのかな…

こちらは山頂の山小屋。寒さを凌ぐために入りたかったのですが、満席でした…

山頂に到着後30分ぐらい待って、ようやくご来光の時間に!
めちゃくちゃ綺麗に見れました!感動!!

お天気が良いと、河口湖や江ノ島が綺麗にみれますよ〜!

山頂〜富士スバルライン5合目までの様子(所要時間:約4時間半)

下は登山道をそのまま戻るのではなく、下山道用の砂利道を永遠下っていくことになります。
滑らないように気をつけながら下るので、下半身にかなり負担がかかります。
個人的に登りより下りの方がキツかった
下山時はトレッキングポール必須です!!

下記の写真のように急勾配な坂道も結構ありました。
私思ったより脚力が無いみたいで、足が痙攣するぐらいキツかったです。
5合目に到着した時には、もうすでに筋肉痛でした(笑)

下山後は温泉で汗を流そう!

今回のツアーでは「富士山溶岩の湯 泉水」を利用しました。
疲労困憊すぎて写真は全く撮れなかったのですが、清潔感のある施設でしたよ!
バスタオル・フェイスタオル・シャンプー・リンス・ボディーソープが無料で使えるので、荷物が減らせて助かりました。

施設自体に不満は全くなかったのですが、富士登山ツアーバスが3〜4台分まとめて同じ温泉施設に入ります。そのため、シャワーやドライヤーの前には長蛇の列ができていました…
とてもゆっくり温泉に浸かろう!なんて気分にはなれず、さっさと上がってしまいました。
入浴前にゆっくり準備している暇などないので、温泉施設に到着したらなるべく早く、シャワーに向かうことをオススメします。

さいごに

無事、富士山登頂できました!
いつかは絶対に登ってみたい山だったのでめっちゃ嬉しいし、達成感半端なかったです。
日本一制覇できたら、もうしばらく山登りはやらないかな〜とか思っていましたが、登山欲がさらに増しました。次は海抜0mから富士登山チャレンジしたいです!
割とガチで一緒に登ってくれる人募集中!!

おしまい

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